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田舎人、はじめてソフトを公開する。

PDFの結合・分割ソフトの製作記:Vectorでの初公開まで

公開

この記事は2021年に書いたものです。ソフトウェアのバージョンや配布状況など、いまとは異なる場合があります。

作ったきっかけ

仕事でも私生活でも、PDF同士を結合したり、ページを分割・抽出したりしたい場面はよくあります。

会社のPCには有料ソフトの「いきなりPDF Professional」が入っていますが、最近は方針が変わったのか、新しく入った人はフリーソフトを使うように言われているそうです。

新人に仕事を頼んだとき、「PDFを結合するソフトがないんです」と相談されました。その場は手近なフリーソフトで間に合わせてもらいましたが、使いにくいものが多いことに驚きました。周りの若手に聞いてみても、それぞれ別のフリーソフトを使っていて、みな少しずつ不満を抱えているようでした。

それなら、使いやすいものを作ってしまおう。そう思って作ったソフトを、Vectorで公開しました。

作ったもの

PDF結合の画面。結合するファイルの一覧と操作ボタンが並ぶ

「いきなりPDF」では結合と分割が別々のソフトに分かれていますが、こちらはひとつのソフトの中で切り替えられるようにしました。パスワードを付けて保存する機能までは入れていません。

ハンバーガーメニューを開いて、結合と分割を切り替えているところ

切り替えのメニューは、作業の邪魔にならないようハンバーガーメニューにしています。

PDF分割の画面

マテリアルデザインを使い、モダンで整った見た目にできたと思います。その分、ファイルサイズは約3MBと少し大きくなりました。

言語の選び方と、公開してみて

今回はC#で作りました。Windows向けのソフトを作るなら、Visual Studioで開発できるVB.NETかC#がいちばんだと考えています。業務用のPCはほとんどがWindowsなので、相性も抜群です。

JavaやPythonでデスクトップアプリを作ったこともありますが、exeにすると40MB近くまで大きくなり、配布に困りました。Pythonは実行速度も遅く、研究用途なら問題なくても、操作のたびにもたつくソフトは使う人にストレスを与えてしまいます。

VB.NETかC#かは好みの問題です。仕事ではVB.NETばかり書いているので、今回は気分を変えてC#にしました。

初めてVectorでソフトを公開してみて、使い方の説明書を用意するなど、思っていたより手間がかかりました。ただ、使う人のことを考えれば当然必要なものです。よい勉強になりました。