Wailsのビルドで画面が真っ白に:Lorcaへ切り替えた経緯
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この記事は2021年に書いたものです。ソフトウェアのバージョンや配布状況など、いまとは異なる場合があります。
GoでGUIアプリを作りたくて、いくつもの道具を試してはつまずいていたところ、Lorcaに助けられた話です。
趣味で作ったGUIアプリを公開していて、見た目にこだわったことがダウンロードにつながっていると感じています。そのため、きれいな画面が作れることは譲れない条件です。どんなアプリを作っているかは「見た目の整ったGUIアプリにはWPFを:良い点と気になる点」で紹介しています。
これまではC#とWPFで作ってきましたが、Windows向けにしか作れないのが残念な点でした。そこでクロスプラットフォームに対応したGoでGUIを作ろうとしたのですが、ちょうどいい道具がなかなか見つかりません。Goだけで作れるFyneは、チュートリアルを読めば一通りのことができるほど親切でしたが、凝ったデザインは難しく断念しました。
そこで、Electronのように見た目をJavaScriptで作る方向で探し、紆余曲折の末にLorcaにたどり着きました。その経緯をまとめます。
最初はWailsだった
最初に「これで行こう」と決めたのはWailsでした。チュートリアルが充実していて、Hello WorldアプリではGoとフロントエンドのデータのやり取りも問題なくできていました。
そのチュートリアル通りにサンプルアプリを作り、exeにビルドして起動したところ、表示されたのがこの画面です。

画面が真っ白でした。
どうやらWindowsでは、IE11で動く書き方にしなければならない制約があるようでした。JavaScriptをGoと同時に勉強している最中の私には、どうにもできませんでした。macOSやLinuxなら問題なく動くのかもしれませんが、Windowsで普通に使えない時点で厳しいと判断し、Wailsを断念しました。
Lorcaとの出会い
途方に暮れてTwitterでつぶやいたところ、Lorcaを教えてくれた方がいました。
Lorcaは、標準のままだと画面上で右クリックするとメニューが出て、「戻る」や「進む」を押すと画面が消えてしまいます。これではアプリとして公開できないと思っていたのですが、教えてくれた方に尋ねると解決方法まで教えていただけ、心配がなくなりました。本当にありがたかったです。
その解決方法は、Lorcaを教えてくれた方の記事にも書かれています。
しばらくLorcaでGUIづくりを進めてみます。